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微生物資材

農業 有機肥料

タイヒックス

有機栽培の価値ある効果を生み出す、純国産 完熟堆肥化促進剤



商品説明

一年を通して、均一な完熟堆肥を消費者に安心して提供できる平成10年冬期の函南での成功後、当初投入していた多量の栄養分なしで、効果を得る方法を研究した結果、誕生したのがタイヒックスです。

強力スピカ菌+増殖環境向上材
・高水分(75%)、低温(10℃前後)で発酵が可能です。
・発酵が高温で行われるため、植物感染菌や雑草の種子も死滅します。
・発酵期間の短縮と完熟度の高い有機肥料が得られます。

1.発酵対象物は家畜ふんです。他の有機性廃棄物にも効果が期待されています。
スピカタイヒックスは生物です。もし、ふんの中に多くの農薬、抗生物質、水道水に含まれる殺菌剤等が残留して居りますとスピカ菌の増殖が阻害され、効果が挙がらない場合があります。一般的な飼料、井戸水等の場合は問題ありません。

2.設備環境
・風雨を避けるため屋根付きコンクリート土間が望まれます。
・切り返しが可能な設備があることを望まれます。(パワーショベル、撹拌機等)
・通気設備(加圧ブロアー)があると尚良い結果が得られます。
(全国千数百ヶ所の堆肥センターの多くには上記設備があります)

3.水分率(家畜ふん)
・55%~75%の範囲にしてください。
・水分調整材としてオガクズや戻し堆肥等を使われることが多いですが、堆肥化対象物の1%程度はは水分率が10%前後の乾燥コーヒーカス、モミガラ、パーライト、ゼオライト、バーミキュライト等をお薦めします。(特にスピカタイヒックスと発酵過程での相性が良い乾燥コーヒーカスは、弊社で比較的容易に入手できますので、斡旋いたします。)

4.タイヒックス
・ナイロン3層ラミネート製袋に20kg入りです。
・袋は、防静電気、防湿加工済です。
・菌体濃度1×10個/gが標準となっています。
・菌体製剤はスピカ菌と特殊栄養分の粉体混合物として提供させていただきます。       
 ※保存場所は直射日光を避け、湿気の少ない涼しいところでお願いします。         
 ※開封後は、しっかりと封をして保存願います。
・スピカタイヒックスの有効性は、保存状態が良ければ、2年間変わりません。

5.タイヒックスの投入方法
・堆肥化対象物に対して0.1%のタイヒックスを投入してください。
(家畜ふん20tに対してスピカタイヒックス20kg入り袋1袋投入)
※堆肥化対象物とOYKタイヒックスは、よく混ぜ合わせて下さい。
※均一混合が困難な場合
1.投入するタイヒックスの10倍の家畜ふんで均一に混合して下さい。
2.1を発酵対象物全体に均一に混合して下さい。

6.発酵診断について
タイヒックス投入後このマニュアル通りにしても、予期した成果が上がらない場合上記の項目の1~3に関して、また現状の堆肥化発酵程度に関して、現状把握を目的に弊社は発酵診断サービス(有料)致しております。
お客様の設備内での各キーポイントになる温度、水分の測定、堆肥化対象物のpH、C/N比(微生物活動の目安になる炭素と窒素の定量分析値)の測定、1リットル保温瓶による発酵テストを実施し、必要なら堆肥化工程での微生物変化の状況も観察する事により完熟堆肥に向けたベストな処方が得られます。
弊社実験室は、微生物実験設備、小規模発酵試験設備、水分計、C/Nコーダー、ECメーター、臭気測定器の機器を完備し、また発酵で重要とされているアンモニア体、硝酸体、亜硝酸体の各窒素とフェノール等の定量分析も実施しており小松菜発芽試験、ミミズ試験も含め発酵全体を総合的に数値化出来るシステムを準備しています。

使用方法
・家畜糞1tに対して1~5kgのタイヒックスを混合して使用してください。
・水分は、75%以下に調整してください。
・均一混合を行うため、投入するタイヒックスの10倍程度の家畜糞で均一に混合した後、全体を混合する方法をとってください。